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    製品名: 寝袋型電気毛布
      
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    製品詳細

    寒い日の朝は、布団から出るのが億劫になる。とりわけ我が家は、母が雪国育ちなので、暖房をつけると暑がる。だから冬場はいつも家の中が冷えきっており、布団から出るのはもちろん、ソファに座って本を読んだり、音楽を聴くのすら手足が冷えてしんどい。

     そこで、藁をもすがる気持ちで購入したのが、本日紹介する「おひとりさまっと」だ。

     おひとりさまっとは、ホットカーペットを寝袋状にしたようなパーソナル暖房器具である。マット本体に内蔵された発熱布が温まることにより、サイドのファスナーをしめれば、まるで蓑虫のように布に包まって、暖をとれるのだ。完全なる“おひとりさま”向け暖房器具なので、これなら他の同居者の迷惑にもならないし、ホットカーペットと違って、家の中を持ち運べるというところも良い。

    本体を箱から取り出してみて驚いた。想像以上にデカかった。畳んだ状態でのサイズは540×380×240mm(幅×奥行×厚さ)で、重さは2.1kg。自宅内で持ち運ぶのは許容範囲内だが、生地が厚手でボリュームがあるため、“持ち運ぶ”というより“抱えて運ぶ”に近い。ふわっとした質感も、たっぷりした布地のサイズ感も、ブランケットよりワンランク上。これぞまさに電気寝袋と呼びたいところだが、説明書には「就寝用暖房器具として使わないでください」と記載されているので、“寝袋状の電気マット”と呼ぶのが正しいかもしれない。
     


    畳んだ状態で梱包されている 畳んだ状態でのサイズは540×380×240mm(幅×奥行×厚さ) ソファに置いてみたところ。デカい!と感じた

     広げたときのサイズは、1,700×750×35mm(幅×奥行×厚さ)。カラーはグレーとピンクの2種類があり、グレーのほうが男女を問わずに使えるデザインだ。

     本体に付属する両サイドのファスナーとボタンを自分で調節すれば、表側の布だけ折り返したり、蓑虫のようにくるまったり、ひざ掛け風に使ったりと、色々なパターンの使い方ができる。
     

    外箱 全体 各部の構造
    色々なパターンの使い方ができる 折返し例その1。上半身だけ起こしたいときなどに 折返し例その2。体を滑りこませやすい
    ボタン 両サイドのファスナー かなりふわふわで、厚手!

     いざ、中に入ってみると、見た目以上に生地が厚手だった。ふわふわしていて、すごく肌触りが良い。説明書には、カバーは綿100%、表布/中綿/発熱布/裏綿がポリエステル100%とある。裏面ポケット内にあるコネクター受けからコードを抜けば、そのまま水洗いができるという。

     本体裏全体には滑り止めが付いており、滑りにくい。床に敷いて掃除機をかけても、ソファに置いても、ずれにくかった。
     

    本体裏全体には滑り止めが付いている 滑り止め
    マット本体の起毛。肌触りが心地よい 裏面ポケットにはコネクター受けが入っている コードを抜いたところ

     一般的な暖房器具は強弱の2段階が多いが、おひとりさまっとは5段階の温度調整ができる。さらに、室温を感知して快適温度をキープする室温センサーが内蔵されている。専用のコントローラーのスイッチを強にすると、4分30秒後には背部にぬくもりを感じ始めた。

     さっそく、以下の画像のように、いろんな体勢で使ってみた。
     

    下に敷いて、パーソナルホットカーペットとしても使える 横にしてファスナーの中央だけあけて、そこに足を入れればひざ掛けになる すっぽりもぐり込めば、蓑虫のようなスタイルの完成

     蓑虫のようにすっぽりと体を収めると、あまりにもぬくぬく気持ち良くて、正直、もうこのまま冬眠したい、外界に出たくないと思ってしまった。私のように意志の弱い人間には、まさに禁断のアイテム。何度か意識を失って、まずい、まずい、と焦ることの繰り返し。これだけ快適なのに、ゴロゴロするのは良くて、寝るのはダメ、というのも酷である。私はなるべく横にならず、座った状態での使用を心がけて“冬眠”を予防している。

     がしかし、誘惑に負けてウトウトしているところに、物珍しそうに祖母が寄ってきた。「なんだか良さそうね」と、興味を示していたので、祖母にも体験してもらった。
     

    ソファの上でも、全身をすっぽり収められる お年寄りが使用する際には、低温やけどなどに細心の注意を払う必要がある

     すると、「ずいぶん肌触りが良いのねぇ。こういうの欲しいわ」と祖母も感心しきりだった。おひとりさまっとは、足を上げずにサイドのファスナーをおろして体を収められるので、お年寄りでも使いやすいようだ。

     気になる電気代は、消費電力が55W、1時間当たりの電気代は約0.95円。それを聞いた祖母は、「そんなに安いの」と驚いていた。時期も時期なので、祖母へのクリスマスプレゼントにもう1つ買おうかな、と思っている。

     実際に、おひとりさまっとが我が家に来てから、家で過ごす時間が充実した。例えば平日の夜。帰宅したら、“風呂! 寝る! ”というワンパターンなコースだったのだが、ソファで本を読んだり、音楽を聴いたり、アロマを炊いたり、DVDを観たり、友達と電話したり、なにかとゆったりできるようになった。コタツなどと違って場所を取らないので、リビングのソファや、ダイニング、畳の部屋など、自分のお気に入りのスポットに一緒に持ち運べるのも嬉しい。

     家の各所でリラックスしたい人や、「床暖房のせいで光熱費が跳ね上がってどうしよう」と嘆いている方には、ピッタリの製品なのではないだろうか。